令和7年度　全日本学生ソフトテニス選手権

第 79 回文部科学大臣杯全日本大学対抗ソフトテニス選手権大会、第 80 回三笠宮賜杯全日本学生ソフトテニス選手権大会、第 67 回全日本学生ソフトテニスシングルス選手権大会が2025 年 8 月 29 日（金）～9 月 3 日（水）、千葉県総合運動公園テニスコート他にて開催されましたので結果を掲載いたします。

＜第 79 回文部科学大臣杯全日本大学対抗ソフトテニス選手権大会＞

2回戦　札幌学院大学　3-2　青山学院大学

1次戦
東淳・内川1-④小枝・金崎隆之介
岩城・太田組 ④-0往藏銀之介・力石麻輝
高栁・及川1-④本間勇太・荻原滉大

2次戦
岩城・太田④-2小枝・金崎

3次戦
岩城・太田④-3（7-2）本間・荻原

2回戦、青山学院大学との戦いは、異常な暑さの中、3時間を超す熱戦となりました。
秋田県出身の本間選手を中心とした粘り強いチームで、岩城・太田組がなんとか3組を回して殲滅戦を制しました。

3回戦　札幌学院大学　1-3　関西学院大学

1次戦
高栁・及川　3-④（3-7）三上柊二・福井智也
１戦目の高栁・及川組は、競り合いながらファイナルゲームに入り、4-0までリードしてからが一本を取り切れず、重苦しい雰囲気のまま敗退しました。この敗戦がボディブローのように効いていきました。
ファーストサービスの質が低かったのとセカンドレシーブから得点が低かったのが敗因です。

東脩・福田　④-3（7-3）岩崎絢哉・近藤拓空
ファイナル7-5で勝利
2戦目の東脩・福田も、競り合いながらファイナルゲームに入り、福田和彦の仕掛けと東脩蔵の切り返しで、接戦を制しました。
岩崎選手は尽誠高校でインハイ団体優勝、近藤選手はインハイ個人優勝の実績があり、仕掛けを連続してくるチームで一進一退の息詰まる内容でした。両チーム共にスーパープレーが目立った試合でしたが、福田和彦の意思の強さと、常に冷静に相手選手との間合いを測って動いていたことが勝因だと感じました。2人共に良き目をして戦っていました。

岩城・太田　2-④坂本晃基・結城琉衣
ここが団体戦の勝負所でしたが、プレーボールから全てのゲームが接戦で、サービスゲームが勝負を分けました。坂本選手のセカンドレシーブからの４球目攻撃が多彩で、常に先手を取られてしまいました。

2次戦
東脩・福田　3-④ 三上柊二・福井智也
福田主将の気迫やプレー内容が神がかり的になり、部員応援も一体となって戦っていました。
キャプテンの命題である、「チームに勇気を与え、チームを勝たせる」ことをやってくれました。
多くの部員そして現地に応援に来ていただいた保護者の皆様、そして卒業生に大きな勇気をもたらしました。ファイナル5-7で敗れましたが、試合内容と気迫に皆が圧倒されたと感じました。
また、福田を最後まで支えた東脩蔵の成長も見逃せません。勝負に向かう姿勢は今後に大きな期待を抱かせるものでした。

関西学院大学は我々を倒した後、東京経済大学を倒し、ベスト8に進みました。

本年度西日本学生大学対抗と関西学生リーグ戦で優勝した関西学院大学とインカレで一点を争う勝負を経験出来たことは、大きな自信を得たと思いますが、これだけのプレーをする選手がいて、何が足りないのかもう一度検証しなければなりません。
セットプレーの差は痛感しましたが、まだ何かあるかと思います。

＜カップ戦＞

2日目、大学対抗終了後、初日に敗退した大学のみが、参加できる「ちばカップ」に出場しました。
新人戦に出場する予定チームで臨み、力強く優勝してくれました。

２回戦　札幌学院大学　２－０　立正大学（関東学生リーグ　７部）

３回戦　札幌学院大学　２－０　順天堂大学（関東学生リーグ　３部）

準決勝　札幌学院大学　２－０　石川工業専門学校（北信越学生リーグ　１部　１位）

決勝　　札幌学院大学　２－０　東北学院大学（東北学生リーグ　１位）

＜第 80 回三笠宮賜杯全日本学生ソフトテニス選手権大会＞

ベスト32　東脩蔵・福田和彦
１回戦　東脩・福田　４－２　西原・竹本（同志社大学）
２回戦　東脩・福田　４－３　小田切・保住（立教大学）
３回戦　東脩・福田　４－０　須留原・宮崎（志學館大学）
４回戦　東脩・福田　５－４　昼間・吉田（日本体育大学）
５回戦　東脩・福田　５－１　里・井上（福岡大学）
６回戦　東脩・福田　５－１　石川・横田（中京大学）

ベスト64　岩城爽太・太田遥来
２回戦　岩城・太田　４－３　北原・矢野（立命館大学）
３回戦　岩城・太田　４－０　小松・只野（岩手大学）
４回戦　岩城・太田　１－５　須田・金井（国学院大学）