令和7年度北海道学生ソフトテニス大会

令和6年6月26日~29日、野幌総合運動公園テニスコートにて、<第22回知事杯第57回北海道大学対抗戦><第57回北海道学生ソフトテニス選手権><第47回北海道学生シングルスソフトテニス選手権(インカレ予選会)>が行われましたので結果を掲載いたします。

第47回北海道学生シングルス選手権(6月26日・27日)
  優勝 高柳順成 高栁順成は初優勝 大学としては5年連続23回目の優勝
  3位 太田遥来
  3位 福田和彦
厳しい暑さと野幌コート独特の風に悩まされながら、インカレ予選のシングルスから4日間の戦いがスタートしました。ベスト8までがインカレの出場権利を得ました。

高栁はシングルス初制覇でしたが、終始心の動きを表に出さず、淡々と仕掛け、相手の厳しいボールを我慢し、競り合いを制しました。
連覇を目指す太田との戦いは見応えがありました。ビックポイントで太田が仕掛け高栁がそれを凌ぎ次の攻めに繋げたことが勝因だったと感じました。

太田は連覇の難しさを感じた準決勝だったと思います。皆が太田を倒しに来るプレッシャーを感じながら戦う難しさを実感していたと思います。

福田は準決勝に入ってから天候が急変し雨中での対応に苦慮し、ファイナル5-3リードから敗退しました。それまでは気持ちも充実し、巧みな試合内容でした。

第57回北海道学生ダブルス選手権(6月27日・28日)
  準優勝 岩城爽太・太田遥来
  3位  高柳順成・新井樹
岩城・太田は苦しみながらも勝ち上がり、木原・五十嵐組との決勝戦はここ数年の中でのベストな内容の試合でした。双方気持ちが高め、戦術も技術も全国で十分に勝ち上がれる試合内容でした。中盤、岩城・太田がゲームをリードし差を広げようとしたときに、木原選手が足を負傷しタイムで治療をしたあたりから流れが変わりました。
ベストではない状況でも試合を捨てず勝ちに拘って自分が可能なショットを打ち続け、最後は勝負を決めたネットプレーを決断した木原選手と支え続けた五十嵐選手は見事でした。ファイナル5―7でした。

高栁・新井は雁行陣での戦いに安定感があり、高柳のストロークの安定感と新井の仕掛けがある程度マッチして勝ち上がりましたが、ダブルフォワードの戦い方のバリエーションが少なく、これからの戦術向上にかなりの時間を割かなくてはと感じました。

第57回北海道大学対抗戦(6月28日・29日)
  準優勝 札幌学院大学
大学対抗は1年に一度の殲滅戦(インカレと同じ殲滅戦)で、最後の1ペアが負けるまで続く形式ですので、試合時間が長引き、調整が難しい戦いでした。
決勝までは危なげなく進出しましたが、1番の大澤・及川と3番の高栁・新井が接戦を落とし、1次戦で1-2となり、岩城・太田の精神的な焦りが出た団体戦の敗戦でした。

特に3試合目高栁・新井が2-2の2-0からのイージーミス連続3本がこの団体戦の勝敗を大きく左右しました。団体戦の決勝という厳しい戦いにまだ慣れていない選手のミスでしたが、皆の想いを感じながら、いま何をすべきか、相手は何をされれば一番嫌かをしっかりと感じながら戦ってほしいと思います。

二次戦は太田の幼さが出た一戦でした。相当な疲労の蓄積と出だしの読み違いもありましたが、前年覇者として、北海道選手権(一般)・北海道インドア選手権(一般)の覇者して、皆に尊敬される選手であり続けて欲しいと願っています。
岩城はダブルス・団体ともに終始心が安定しており、人間的な成長を感じました。太田が復調するといつでも挽回できる心構えと足裁きに心強さを感じました。

シングルスはいまの自分を映し出す厳しい孤独な戦いですので、試合を終えての多くの気付きと現状の甘さをどうするかの向き合いが出来たと感じています。弱い自分に心が惑わされることなく、入学した初心を忘れずに前に進んで欲しいと願っています。

ダブルスは18連覇中でしたので、他の選手権とは違うプレッシャーがあったと思います。連覇は先輩達が残してくれた励ましですので、これからまた一つ一つ築き上げて後輩達に残していって欲しいと思います。
戦術においては3-2の2-3等のポイントを設定し、攻守双方の様々な練習に取り組んできましたが、試合ではそのプレーの結果だけで終わり、そこからペア間での戦術の広がりが感じられませんでした。

大学対抗は春季リーグ戦(5月9日 旭川市営コート)でのマッチを2本取っての敗戦を乗り越えられずに、本大会を戦っていたように感じました。
プレーにおいても応援においても試合の合間の過ごし方においても、全てにおいて中途半端で、とても全国大会で上位を目指すチームとは言えませんでした。他大学の有力選手の試合を観戦することもなく、分析しない姿勢は残念としか言いようがありません。

本大会は勝負に向かう姿勢だけではなく人としての心が真っすぐとは言えませんでした。

これは監督として大きな責任だと感じております。
保護者の皆様、ご支援いただいている皆様には大変申し訳なく心からのお詫びを申し上げます。

佐藤順一